【0】概要と意義
FX(外国為替証拠金取引)とは、どのようなものか、説明します。
呼び方は
・FX(えふえっくす)
・外国為替証拠金取引
・外国為替保証金取引
の3種類が使われることが多いようです。
■利益は「為替差益」と「スワップ金利」
通貨に投資する金融商品です。
為替レートは絶えず変動しているので
レートが安い時(通貨高)に買って
高い時(通貨安)に売ることで、利益を得ることができます。
これを為替差益といいます。
また、通貨は「お金」ですから、金利がつきます。
これをスワップ金利といいます。
FX(外国為替証拠金取引)は、2つの利益があるということです。
■為替差益を得るには
例えば
1万米ドルを買ったとします。
※米ドル=アメリカのドルのこと。ドルを使う国は多いので、「国名+ドル」という形で表記します。
この場合
円を売って、米ドルを買った状態。
1万米ドルを売ってやれば、為替差益をえることが可能です。
ただし
買ったレートよりも
円安(通貨安)へ動いていないと利益にはなりません。
買ったときのレートが、1米ドル=100円だとします。
その後、円安に動いて、1米ドル=110円になったとします。
1万米ドルの取引ですから
買ったとき、100円×1万=100万円。100万円を投資したことになります。
その後、円安に動いたので
110円×1万=110万円。
110万円(現在の投資資金)−100万円(買った時の投資資金)=10万円
10万円の利益がでたわけです。
これを為替差益といいます。
ちなみに
円高へ動いていたときは、損失になり、為替差損といいます。
このように「売る」ことを
「決済する」ともいいます。
■売りから入ることができる
FX(外国為替証拠金取引)には、売りから取引を行うことができます。
先ほどと逆の形の取引になります。
通貨を売って、それを、決済(買い戻す)するという形になります。
通貨を保有していないのに
いきなり「売り」をすることが不思議に感じるかもしれませんね。
為替取引の場合、必ず決済しますので
「売り」から入ることもできるのだ程度に理解しておきましょう。
さて
先ほど、円高へ動いた場合、損失になるという話をしましたが。
「売り」から入る取引の場合
それが、逆になります。
つまり、円高(100円→90円)になった場合
1米ドル=100円で売り
1米ドル=90円で買った
ということになります。
■取引の流れのまとめ
「注文をだして、決済(反対売買)する」と取引が完了します。
しかも「売り」から取引できるので
為替レートが、高くなっても安くなっても、利益(損益)をだすことができるわけです。
■用語の解説
これから、よく使うFX用語です。覚えてください。(*^^)v
新しく注文を出す… 新規注文
決済する… 決済注文(反対売買する)
買い注文で得た持高… 買いポジション
売り注文で得た持高… 売りポジション
約定… 注文が確定すること
決済日… 通貨の取引が完了する日
ロールオーバー… 決済日の繰り延べ
(使用例)米ドル/円の買いポジションを建てることにした。そこで、新規注文をだした。
■スワップ金利を得るには
通貨を買って、そのままにしておく(決済しない)と
毎日発生します。
ところが、支払が発生する場合もあります。
そのあたりの詳しいことを次のページで。
スワップ金利については「0-2.スワップ金利を得るには」
レバレッジについては「0-3.レバレッジとは」
手数料については「0-4.FX手数料とスプレッド」
【0】概要と意義
【1】運用方法の基本
【2】FX口座比較と初心者の始め方
【3】通貨ペアと各通貨
【4】通貨分散
【5】経済の基本原則
【6】資産運用としてのFX(外国為替証拠金取引)
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